2014年11月にフィリップモリス社から「アイコス」が発売されてから、加熱式タバコが広がりを見せています。
ブリティッシュアメリカンタバコ社からは「グロー」が発売されています。最近ではインペリアルタバコ社から「パルズ」も発売されました。
これらの加熱式タバコはタバコ葉を240-350℃に加熱し、発生したニコチンを含むエアロゾルを吸入する仕組みとなっています。
一方日本たばこ産業(JT)が発売する「プルームテック」は30℃程度の低温のエアロゾルを、タバコ葉カプセルの中に通過させて吸入する仕組みとなっています。
いずれの商品もタールやニトロソアミン類などの発がん物質が通常のたばこに比べて低減されていることが、各社から示されています。
本当に健康への害が少ないのでしょうか。
加熱式タバコはエアロゾルで効率よくニコチンが抽出されるよう、普通のたばこにエチレングリコールなどの成分が添加されています。
これらが健康に悪影響を及ぼさないのでしょうか。またレストランなどで吸っても、「受動喫煙」の害はないのでしょうか。
残念ながらその害は、数十年経過しないとはっきりしません。
加熱式タバコは90%以上が日本で発売されています。つまり人体実験が行われていると言っても過言ではありません。
タバコは加熱式タバコも含めて禁煙するのが、最も健康に良いことは間違いないのです。